“大谷翔平効果”で110億円「オーマイゴッド」 米驚愕、ド軍が得る圧倒的恩恵
米メディアが大谷翔平の広告効果に注目した
ドジャース・大谷翔平投手の“広告塔”ぶりは2025年シーズンも勢いは続きそうだ。21日には大谷が「お~いお茶グローバルアンバサダー」を務める伊藤園が会見し、MLB、ドジャースとパートナーシップ契約を締結したと発表。昨年、スポンサー収入を7000万ドル(約110億円)も増加させた“大谷効果”に、米メディアも注目している。
大谷は昨年4月から、日本の無糖緑茶を世界中に広めるキャンペーンに起用され、日本国内はもちろん、米国、韓国、オーストラリアなどの新聞広告や街頭広告に登場していた。伊藤園は契約の対象を大谷個人だけでなく、今年はMLB、ドジャースにまで広げた。
この“大胆”な動きに米メディアも注目。米メディア「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」のマイク・マッゼオ記者は、自身のX(旧ツイッター)で伊藤園がMLB、ドジャースとパートナーシップ契約を締結したと発表したことに触れ「Ohtani effect(ショウヘイ・オオタニ効果)」「オオタニはこのブランドのグローバルアンバサダーだ」と綴った。大型契約にファンも「オーマイゴッド」と反応した。
米経済誌「フォーブス」は「スポーツスポンサーシップが記録的高水準に到達、ショウヘイ・オオタニとMLBが牽引」と報道。米調査会社「スポンサーユナイテッド」によると、ドジャースは2024年に12社の日本企業と契約を結び、米調査会社によると、スポンサー収入を7000万ドル(約110億円)も増加させた他、他球団にも恩恵をもたらした、と伝えている。
また、ドジャースをホームに迎えたチームは、その試合の広告契約を日本ブランドと結ぶことで、約1500万ドル(約23億6600万円)の収益を得たと同社は見積もっている。
(Full-Count編集部)