大谷翔平はもっと“ムキムキ”でも「問題ない」 ラミレス氏が解説する適正体重
前DeNA監督のラミレス氏、自身のYouTubeチャンネルでベスト体重語る
前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏がドジャース・大谷翔平投手のベスト体重に言及した。自身のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」を更新。2024年は103キロ前後でプレーした大谷のさらなる増量に太鼓判を押した。
日本ハム入団時の80キロ台から徐々に増やしてきた体重は渡米前、公称92キロ。トレーニングなどで体は大きくなり、100キロの大台を超えた。確実にパワーアップし、昨年は自己最高54本塁打。体重が増えても走塁に陰りはなく、自己最多の59盗塁をマークして史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、自身3度目のMVPに輝いた。
ラミレス氏は身長193センチの大谷について、103~104キロが「適正体重で、彼の強み」と説明。メジャーでもプレーした180センチの同氏は自身の現役時代のベスト体重は105キロで「すごくパワーを感じたし速く走れた」とした上で、二刀流を復活させる大谷の今季に向け「投げて打って走るためには、110キロをキープできれば問題ないだろう」と強調した。
年々たくましさを増す大谷の肉体。ただ、怪我への懸念も示し「115~120キロまでいくと、ちょっと重すぎる。投球や走塁にも影響してバットスピードも少し遅くなる」とも指摘。あと7、8キロの増量が理想で、今季の成績を投手で10~15勝、野手では40本塁打25盗塁と予想していた。