水原被告が大谷翔平を「操っていた」 判明した“手口”…米司会者嘆き「同情するよ」

ドジャース・大谷翔平(左)と水原一平被告【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平(左)と水原一平被告【写真:荒川祐史】

米司会者「彼(水原被告)は全ての件を隠ぺいしていたのだろう」

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告に対し、米検察は23日(日本時間24日)、大谷への賠償金として1697万ドル(約26億円)と4年9か月の禁固を求刑した。多くのドジャース関係者の話を聞いたという司会者は、水原被告が大谷を「操っていた」などと米ポッドキャスト番組で語った。

 米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で司会を務めるスコット・ブラウン氏は、この問題についてドジャースの選手、フロント、チームの周囲で働く人らに話を聞いたという。「(ドジャース契約後に)ショウヘイがイッペイとともにした時間は短かったが、彼はイッペイがいないと違う人間なんだ。なぜなら、イッペイが彼(大谷)の人生を操っていたから」と語った。

 さらに「おそらく彼(水原被告)はこの全ての件を隠ぺいしていたのだろう。このせいで本当に難しい状況が起きてしまった。海外にいて母国語も違う環境の中で、こういった件に対応しなければならなくなって、私は同情するよ」と思いを表した。

 水原被告が大谷の銀行口座から実際に送金を画策した際の肉声が、米メディアなどで23日(同24日)に公開された。銀行口座にアクセスする際、行員から「どなたと話していますか」と問われると、「私はショウヘイ・オオタニです」と返答。20万ドル(約3100万円)を送金しようとする理由を聞かれた時には「カーローン」と答え、受取人との関係については「彼は私の友人です」と述べるなどしていた。

(Full-Count編集部)

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