ド軍からトレードで5億円の“臨時収入” また「十八番」契約…112億円男が得る選択肢
スコットは昨季72試合登板で9勝&11H&22S、防御率1.75
ドジャースは23日(日本時間24日)、パドレスからフリーエージェント(FA)になっていたタナー・スコット投手と契約合意に達したと発表した。4年契約で総額7200万ドル(約112億円)。さらに、後払いや特殊な条項も付帯されているという。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者によると、スコットの契約には、特定の怪我が発生した場合などの条件付きで、500万ドル(約7億8000万円)にボーナスがついた2029年の球団オプションがあるという。また、他球団にトレードされた場合は300万ドル(約4億6800万円)のボーナスを手にすることができる。
また、大谷翔平投手やムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手ら長期契約を結んでいる選手と同様に後払いも採用。毎年525万ドル(約8億1900万円)が繰り延べとなり、計2100万ドル(約32億7400万円)が契約満了後に支払われる。
30歳の剛腕スコットは昨季、マーリンズとパドレスの2球団で72試合に登板。9勝6敗、11ホールド、22セーブ、防御率1.75の好成績を収めていた。昨年の地区シリーズではドジャース・大谷翔平投手と4打席対戦し4奪三振と完全に封じ込んでいた。
(Full-Count編集部)