ド軍、急転直下で大物内野手を補強? 控える来オフFA組…米指摘「77億円が消える予定」
ブレグマンはアストロズの246億円オファーを拒否したとの報道
ドジャースにまた大物が加わるのか。アストロズからFAとなっているアレックス・ブレグマン内野手の移籍先候補として“西の名門”が浮上した。米放送局「ESPN」のデビッド・ショーエンフィールド記者が指摘している。
同メディアは24日(日本時間25日)、「残り2024-25オフシーズンの大胆な予想」と題した記事を寄稿。FA市場に残る選手の移籍先やトレード情報などを伝えた。そして、通算191本塁打を誇り、昨季はゴールドグラブを受賞したブレグマンの移籍先としてドジャースを予想した。
ショーエンフィールド記者は「なぜドジャースはここで(補強の手を)止める必要があるのでしょうか?」と切り出し、「もしブレグマンが望む大型契約を見つけられない場合、ドジャースが意外な選択肢として浮上するかもしれない」とした。2025年オフに正三塁手のマックス・マンシーがFAとなるが、荒い打撃を指摘。またFA市場ではキム・ハソン内野手が残っているものの、「正二塁手というよりもユーティリティとしての役割が見込まれる」とする。
一方でブレグマンは「2025年に二塁と三塁をこなし、2026年以降はマンシーの後釜として三塁に定着することが可能」という。ただ、ブレグマンはアストロズからの1億5600万ドル(約243億円)の契約延長オファーを却下していることを踏まえ、大型契約が必要とも言われている。しかし同氏は、マンシーとクリス・テイラー外野手、マイケル・コンフォート外野手、ミゲル・ロハス内野手の契約が今季限りで終わり、「ドジャースはシーズン後に合計4950万ドル(約77億円)が消える予定。そして投手陣は今後数年まで整備されている」とし、補強の必要がないとした。
ブレグマンはアストロズの組織的なサイン盗みが問題になった2017年、ドジャース相手のワールドシリーズでも2本塁打と活躍した。“因縁”はあるものの、このオフはカージナルスのノーラン・アレナド内野手をはじめ、三塁手を狙っているとも言われており、チームのニーズとも合致はしている。
(Full-Count編集部)