大勢いても…巨人、マルティネス獲得のワケ 吉村本部長が忘れぬ10月の悔しさ

入団会見を行った巨人・ライデル・マルティネス(右)と吉村禎章編成本部長【写真:矢口亨】
入団会見を行った巨人・ライデル・マルティネス(右)と吉村禎章編成本部長【写真:矢口亨】

マルティネスは中日時代にセーブ王を2度獲得

 前中日で巨人のライデル・マルティネス投手は26日、都内のホテルで入団会見を行った。吉村禎章編成本部長も同席し、キューバ人右腕を獲得した背景について言及した。

 巨人は昨季4年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした。しかし、クライマックスシリーズでは3位のDeNAに3勝4敗(アドバンテージの1勝を含む)で辛酸をなめ、日本シリーズ進出を逃した。

 吉村本部長は「彼と対戦してきて、日本を代表するクローザーという評価は変わっていない」と通算166セーブの右腕を称賛。その上で「昨年はリーグ優勝できましたけど日本一を逃して、こんな悔しい気持ちをしたくない。現場、フロントも今年リーグ連覇、大変難しいところに挑戦するわけですけども、リーグ連覇と日本一へはライデル選手の力が一番必要だということ」と、昨年10月のCS敗退を振り返った。

 巨人には侍ジャパンの経験もある大勢投手がクローザーを務めて来た。セ・リーグを蹂躙してきた2人の守護神が揃い踏み、日本一へ突き進む覚悟だ。

(Full-Count編集部)

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