弓子夫人の知られざる“献身” イチロー以外にも…最強軍団を支えた“逸品”
弓子夫人がイチロー同僚のブーンにもおにぎりを配っていた
“レーザービーム”の名付け親としても知られるマリナーズ球団の実況リック・リズ氏が、地元メディア「シアトル・スポーツ」でイチロー(現マリナーズ会長付特別インストラクター)の秘話を明かした。現役時代、弓子夫人がイチローにおにぎりを作っていたことは有名だが、同僚のブレッド・ブーンにも作っていたという。
ブーンは2001年に7年ぶりにマリナーズに復帰。同年は打率.331、37本塁打141打点と打ちまくった。いずれもキャリアハイの成績で自身初の打点王とシルバースラッガー賞を獲得した。リズ氏によると、ブーンはイチローととても仲が良かったという。
弓子夫人はイチローだけでなく、ブーンにもおにぎりを作っていたとしている。リズ氏は「イチローは彼の妻が作ったおにぎりを持ってきていたんです。そしてブレットはこのおにぎりに何か魔法がかかっていると思っていたようです。なのでイチローの妻がブレットのためにいくつか余分に作ったものでした」と当時を振り返った。
同年、マリナーズは歴代最高となる116勝を挙げ地区優勝。女性司会者が「それはやっぱりおにぎりの力だったのかもしれませんね」と話すと、リズ氏も「おにぎりのおかげです。イチローがチームの全員に配ってくれていたらと思いますよね」と笑っていた。
(Full-Count編集部)