イチロー外しの“犯人”判明せず 殿堂入り投票結果を81%公開も…真相は迷宮入りか

米野球殿堂入りしたイチロー氏【写真:ロイター】
米野球殿堂入りしたイチロー氏【写真:ロイター】

BBWAAは殿堂入り投票に参加した各記者の投票結果を公開

 全米野球記者協会(BBWAA)は4日(日本時間5日)、2025年度野球殿堂入りの各記者の投票結果を公開した。全394人のうち321人(81%)の投票結果を公開。満票まであと1票足りなかったイチロー氏に投票しなかった記者は判明しなかった。

 1月21日(同22日)に殿堂入りが発表され、イチロー氏は満票まで惜しくも1票足りなかった。得票率は99.7%。2019年マリアノ・リベラ以来史上2人目、野手初の快挙はならず、米メディアでも物議を醸していた。

 イチロー氏はシアトルで行われた会見で、「1票足りないのはすごくよかった。人って、いろんなことが足りない。それを自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思う。不完全なのはいいなあって。生きていく上で不完全だから進もうとする」と話した。

 1月23日(同24日)に殿堂博物館で臨んだ会見では「どうやら1人投票してくれなかった人がいるようですが、ぜひ、自宅に招待して一緒にお酒を飲みたいので、シアトルまでお越しください」と話し、場内の笑いを誘った。しかし、今回の記者の投票結果公開でも“犯人”は判明せず。イチロー外しの理由などは、依然として闇に包まれたままだ。

(Full-Count編集部)

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