ド軍DFAの元広島ブレイシア、誠也と同僚に 20億円男入団の煽り受け…カブスへ移籍、米報道
米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が伝えた
ドジャースからDFAとなっていた元広島のライアン・ブレイシア投手を、カブスがトレードで獲得すると、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が伝えた。
パッサン氏は自身のX(旧ツイッター)に「複数の関係者によると、カブスはドジャースからライアン・ブレイシアをトレードで獲得する。37歳のブレイシアは先週DFAされたが、カブスでは重要な場面を任されるだろう」と綴った。
ドジャースは年俸1300万ドル(約20億2200万円)で元セーブ王のカービー・イエーツ投手をFAで獲得し、メジャー出場前提となる40人枠を空けるためにブレイシアをDFAにしていた。ウェーバー公示され、カブスが獲得に名乗り上げたためトレードを行うとみられる。
ブレイシアは2017年に広島で26試合に登板し、防御率3.00の成績を残した。2018年にレッドソックスに移籍。2023年途中からドジャースでプレーし、昨季は29試合に登板して1勝6ホールド、防御率3.54をマークして世界一に貢献した。ドジャースでの2年間で防御率1.85と安定した成績を残しブルペンを支えたが、“事実上の戦力外”となっていた。
2017年に広島で一緒に戦った鈴木誠也外野手とは8年ぶりの“共闘”となる。カブスは3月18、19日に東京ドームでドジャースとの開幕シリーズに臨む。かつてプレーした日本で古巣相手に登板する姿が見られるだろうか。
(Full-Count編集部)