元HR王アロンソ、2年82億円でメッツと再契約　2023年に254億円の打診も…米報道

ジェフ・パッサン記者が報じた

　メッツからFAとなっていた元本塁打王のピート・アロンソ内野手が5日（日本時間6日）、再契約を結んだと米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者らが報じた。契約は2年5400万ドル（約82億円）で、1年後にオプトアウトが付いているという。

　アロンソは2016年ドラフト1巡目指名でメッツに入団。“ポーラー・ベアー（シロクマ）”の愛称で親しまれた巨漢スラッガーで、メジャーデビューした2019年に53本塁打を放ち、アーロン・ジャッジ外野手（ヤンキース）が樹立した新人選手の記録を更新。本塁打王のタイトルに加えて、新人王にも選ばれた。

　2022年にはリーグトップの131打点をマークし、40本塁打以上を3度記録。昨季は全162試合に出場し、打率.240、34本塁打、88打点、OPS.788だった。オフにFAとなったものの、移籍先はなかなか決まらず。メッツは2023年に7年1億5800万ドル（約246億円）の大型契約を提示したが、アロンソは拒否。両者の希望額は大きな隔たりがあると伝えられていた。

　アロンソとメッツの契約は、今季年俸は3000万ドル（約45億7900万円）、オプトアウトせず残留した場合、2026年は2400万ドル（約36億5000万円）になるという。また、契約金は1000万ドル（約15億2600万円）と報じられている。メッツはこのオフに天才打者のフアン・ソト外野手を獲得するなど、積極補強を展開している。

（Full-Count編集部）