196cm&110kgの23歳逸材が「推せる」 体躯から想像できぬ“特技”、高まる中軸への期待
西武新人・渡部聖、2年目の上田、村田がキャンプ休日に日南市内を観光
西武の宮崎・南郷キャンプは5日が休日。毎年恒例の新人観光の様子が球団公式X旧ツイッター)と球団公式インスタグラムに投稿されると、ファンからは「いかついのに可愛い」などと大きな反響があった。
参加したのは新人でただ一人、1軍キャンプに帯同しているドラフト2位・渡部聖弥外野手(大商大)と2年目の上田大河投手、村田怜音内野手。若獅子3人は日南市内の酒造会社や農園などを回った。
ひときわ目を引いたのが196センチ110キロの村田の足さばき。大股でハードルを飛ぶようなステップや、3人で肩を組んで膝を伸ばしたままステップする様子に「可愛いダンス」「とても癒されました」「とっても推せる」「楽しそう」などとコメントが寄せられた。
村田は2023年にドラフト6位指名を受け、皇学館大から初のプロ入りを果たした右の大砲候補。昨年はイースタン・リーグで打率.357、2本塁打13打点をマークして5月11日に1軍初昇格を果たし、初打席初安打も記録した。ただ、同15日の一塁守備でフェンスに激突し左膝後十字靭帯損傷。以降はリハビリの日々を送った。
再び1軍を見据える春。軽やかなステップから、もう負傷の影響は感じられない。SNS上では渡部聖と「将来のライオンズの3番と4番を打ってほしい2人」とのコメントも上がる期待の長距離砲は、着実にステップアップしているようだ。