水原一平被告が裁判所に到着 長髪&黒スーツにネクタイ…この後量刑言い渡しへ
大谷の元通訳で銀行詐欺などの罪に問われていた
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告が6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州オレンジカウンティの裁判所に到着した。黒スーツにネクタイを着用、無言で室内へ。この後、量刑が言い渡される予定となっている。
水原被告は昨年3月、大谷の資金を盗用したとしてドジャースを解雇に。銀行詐欺など、複数の罪で連邦当局から訴追されていた。6月に行われた有罪答弁では司法取引に応じ、有罪を認めていた。
裁判所に到着した水原被告は黒スーツにネクタイを着用。肩にかかるほどの長髪に変わっていた。裁判所前には3時間以上前から大量の報道陣が詰めかけたが、水原被告は無言だった。
米検察は1月23日(日本時間24日)に大谷への賠償金として1697万ドル(約26億円)と4年9か月の禁固刑を求刑したと報じていた。一方で、水原被告の弁護士は情状酌量を求めて裁判所に申立書を提出しており「深刻なギャンブル依存症」などを理由に禁錮1年6か月の減刑を求めていた。情状酌量が認められるかが争点となっている。