水原被告、日本への強制送還は確実か 米報道…弁護人「依存症は深刻だった」

裁判所を後にする水原一平被告【写真:ロイター】
裁判所を後にする水原一平被告【写真:ロイター】

大谷の元通訳で銀行詐欺などの罪に問われていた

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告の量刑言い渡しが6日(日本時間7日)に行われ、検察の求刑通り禁錮4年9か月が言い渡された。複数の米メディアによると、法廷内では弁護士、検察官ともに、刑期終了後には日本へ強制送還される見通しを示したという。

 米検察は1月23日(同24日)に大谷への賠償金として1697万ドル(約26億円)と4年9か月の禁錮刑を求刑。一方で、マイケル・G・フリードマン弁護士は情状酌量を求めて裁判所に申立書を提出しており「深刻なギャンブル依存症」などを理由に禁錮1年6か月への減刑を求めていた。

 言い渡しの際の法廷内でも弁護側は「水原氏の依存症は深刻だった」と主張。ブックメーカーが水原氏に多額の賭け金を与えたことで、水原被告のギャンブル依存症が「悪化」したと、ブックメーカーの責任についても言及したが、求刑通りの言い渡しとなった。

(Full-Count編集部)

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