大谷翔平、“謎”の6000円器具を導入? 2年ぶり二刀流復活へ投球フォーム固めか
プライオボールを使って壁当て、アイアトン氏らと笑顔
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で自主トレを行った。銀行詐欺罪などに問われた元通訳の水原一平被告に求刑通りとなる禁錮4年9か月が言い渡されてから一夜明け。壁当てなどに汗を流したが、特殊なトレーニング器具でウオームアップする場面があった。
大谷が使っていたのは、ウォーターボールと呼ばれるトレーニング器具と見られる。液体が入った直径30センチほどのビニール製ボールで、不規則な水の動きで体幹や全身の筋肉を刺激することができる。大手ネット通販サイト「Amazon」でも6000円ほどで購入できる一品だ。
大谷はこの日の自主トレで使用。まずは頭上に持ち上げたウォーターボールを下げると同時に左足を上げ、その後、テークバックを取った際に上げていた左足を前へスライド。投球モーションに近い動きを数回繰り返した。この自主トレではテークバック時に腕を伸ばさずに曲げたまま行う「ショートアーム」をよりコンパクトにするなどフォームに挑戦中。体幹や全身の筋肉を刺激する器具を使って、新たな投球フォームを馴染ませようということか。
昨春のキャンプでは最高速度、加速度、左右のバランスなどを測定する最新器具「1080スプリント」を使い、走力の向上を図り、結果としてシーズン59盗塁をマーク。また、200ドル(約3万円)ほどで購入できる小型の打撃マシンを導入。柔らかいボールで徹底的に内角球の対策をしていた。
次々と新たなトレーニング器具を導入する大谷。今季も新たなトレーニング器具を導入。投打で成績向上へつなげてくれそうだ。