水原被告は26億円をどう返済する? 大谷への莫大な賠償金…元MLB捕手が提案した手法

裁判所へ向かう水原一平被告【写真:Getty Images】
裁判所へ向かう水原一平被告【写真:Getty Images】

水原被告は4年9か月の禁錮、3年の保護観察、約26億円の賠償命令が下された

 ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告の量刑言い渡しが6日(日本時間7日)に行われ、4年9か月の禁錮刑と3年の保護観察処分、大谷へ約1700万ドル(約26億円)の賠償命令が下された。とはいえ、この莫大な賠償金を水原被告は今後どのような形で支払っていくのだろうか。

 米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」でも、この問題について討論。番組司会者で元メジャー内野手のトッド・フレイジャー氏は「僕としてはここ(水原被告への量刑言い渡し)がほとんど話の結末かと思ったけど、これは単なる始まりだ」と指摘し、「1700万ドルを払わないといけない。何よりもまず、そのお金をどこから手に入れるというんだ。この男は、なかなか深刻な問題に陥っている」と疑問を投げかけた。

 同司会者で元メジャー捕手のエリック・クラッツ氏は「僕は通訳を抱えていた選手についても何人か(個人的に)知っているが、彼らは通訳のことを友人と見なすものなんだ。実際彼らは支えてくれる存在なわけだし。(選手や)選手の妻とも時間を過ごしたりもする。多くの信頼がそこにはある」と述べた上で水原被告に言及。「イッペイは……本を書いたりしない限り、返済できないだろうね」と予測した。

 もう1人の司会者であるスコット・ブラウン氏は「さらに一歩進ませてもらうよ」とし、「配信チャンネルでのドキュメンタリーとかね。近頃、こういうのはお金を(過去よりも)さらに生み出すんだよね」と述べた。果たしてどのような形で莫大な負債を返済していくのか。

(Full-Count編集部)

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