キケ再契約で…危うき韓国の逸材25歳の立場 熾烈な“残り1枠”、開幕前に降格の可能性
![ドジャーフェストに出席したキム・ヘソン【写真:Getty Images】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/10160832/20250210_hyeseongKim_ge.jpg)
キケ加入で…キム・ヘソンにマイナー降格の可能性
ドジャースが“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス外野手と再契約を結ぶことに合意したと9日(日本時間10日)、米複数メディアが報じた。一方で、すでにメジャー出場前提となる40人枠は埋まっている状況。米メディアはキム・ヘソン内野手降格の可能性を指摘している。
33歳のE・ヘルナンデスは昨季、126試合に出場し打率.229、12本塁打42打点をマーク。パドレスとの地区シリーズ第5戦ではダルビッシュ有投手から決勝ソロを放つなど世界一に貢献した。明るいキャラクターで人気を博すだけでなく、昨季は捕手以外全てのポジションを守るユーティリティ性も魅力だ。
キャンプスタートに先立ち、10日(同11日)から負傷者リスト(IL)がオープン。選手をDFAにせずに40人枠を開けることができるが、E・ヘルナンデスの加入で26人のアクティブロースターは熾烈な争いになることになる。
ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は「最後の1枠はアンディ・パヘス外野手とキム・ヘソン内野手の争いだ。現時点では、パヘスの方が有利だと思う」と分析。パヘスはオプション権が残り2回の一方でキムは5回残っている。25歳の逸材もマイナースタートの可能性が出てきた。
(Full-Count編集部)
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