菊池雄星、エ軍移籍の理由「未来は明るい」 球団へ早速要望も「いいことないんじゃ」

エンゼルス・菊池雄星【写真提供:Los Angeles Angels】
エンゼルス・菊池雄星【写真提供:Los Angeles Angels】

メジャー7年目のキャンプイン「赤がどう見えるのかなという不安の方が大きいです」

 エンゼルスの菊池雄星投手は12日(日本時間13日)、アリゾナ州テンピの球団施設でキャンプ初日を迎えた。これまでチームカラーが赤のチームとは縁がなかった。メジャー7年目の33歳は「赤がどう見えるのかなという不安の方が大きいです」と笑顔を見せた。

 アストロズからFAとなり、3年6300万ドル(約97億1500万円)でエンゼルス入りした。チームは昨季まで10年連続でポストシーズン進出を逃している。「10年間ポストシーズンに出られていない。(PS進出の)その力になってほしいと契約の時に言われました。僕は、このチームの未来は明るいと思って選びましたから。とにかく今年ポストシーズンに近づく、狙う。そういう気持ちでいます」と決意を語った。

 昨季はブルージェイズ、アストロズの2球団で計32試合登板して9勝10敗、防御率4.05。それでも7月末の移籍後は5勝1敗、防御率2.70。ポストシーズン進出に貢献した。エンゼルスではエースとしての役割が期待されるが、「過剰に(期待に)応えようとしてもいいことはなかったので。自分でいること、それが大事かなと思います」と言い聞かせた。

 開幕までの調整について、球団へ要望を出したという。「オープン戦は中6日で投げさせてほしいと伝えて。シーズンは長いので、なるべくオープン戦を少なくして。間を長くする分、トレーニングを3月末までできるようにオーダーしました。肩を作るこの時期が一番肩肘の故障が多いですから。中4日とかでつめても僕はいいことがないんじゃないかなと思って。ゆったり調整させてくださいとお願いしました」と狙いを明かした。

(Full-Count編集部)

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