侍J、強化試合メンバー発表　DeNA森敬＆日ハム水谷ら20人初選出…プレミア組はゼロ

京セラドームで3月5、6日に2試合開催…来年WBCに向けた強化試合

　NPBエンタープライズは14日、野球日本代表「侍ジャパン」とオランダとの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」の出場選手を発表した。都内で行われた会見には井端弘和監督が出席。オリックスの宮城大弥投手、西武・今井達也投手らが選出された。オリックス・曽谷龍平投手や日本ハム・齋藤友貴哉投手ら20人が初選出となった。3月5、6日に京セラドームで2試合が行われる予定となっている。

　侍ジャパンは昨年11月に行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」では、決勝でチャイニーズ・タイペイに敗れ、準優勝に終わった。今年は主要国際大会はないが、来年に開催予定のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）、2028年のロサンゼルス五輪に向けた強化試合となる。

　野手では阪神・大山悠輔内野手、佐藤輝明内野手、DeNAの山本祐大捕手、森敬斗内野手、オリックス・太田椋内野手、日本ハム・水谷瞬外野手が選ばれた。

　井端監督は会見で3月5日の先発投手を「宮城投手」、6日を「種市投手」だと公表した。

　対するオランダ代表は1月に発表されたWBSC世界ランキングでは7位につけている。「ラグザス　プレミア12」グループAでは2勝3敗で4位に終わっていた。