山本由伸が奪三振ショー 最速153kmで4K無安打、指揮官とハグ…ファン「えげつない」

今キャンプ初のライブBPで打者5人から4奪三振
ドジャースの山本由伸投手は14日(日本時間15日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で行われた実戦形式の打撃練習「ライブBP」で初登板した。打者延べ5人と対戦し、最速95マイル(約152.9キロ)のフォーシームとスプリットを武器に無安打4奪三振。すでに内定している開幕投手へ順調な仕上がりを見せた。
捕手のスミス、バーンズに若手有望株ラッシングと対戦。フォーシーム、スプリット、スライダーが面白いようにコースに決まり、打球を前へ飛ばさせなかった。ネット裏で見ていたファンは「ネスティー(えげつない)」と唸った。
サイ・ヤング賞2度のブレイク・スネルら多くの選手が見つめ、ロバーツ監督やフリードマン編成本部長も熱い視線を送った。投球後にはロバーツ監督、フリードマン編成本部長とハグを交わした。
山本は11日(同12日)にブルペンで30球を投げた。3月18日に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦で登板することが内定している。カブス・今永昇太投手と投げ合う可能性がある。