阪神鉄腕と重なる中日ドラ2　元メジャー右腕が絶賛…見えた秀逸なる“一瞬”

西濃運輸から加入　今キャンプでは1軍スタート

　日米通算906試合に登板した五十嵐亮太氏が、中日のドラフト2位・吉田聖弥投手を高く評価した。自身のYouTubeチャンネル「イガちゃんねる」を更新。阪神・岩崎優投手と共通する“特徴”に注目した。

　沖縄・北谷で行われている中日の春季キャンプを訪問したことを明かした五十嵐氏。目を見張った選手にドラ2左腕の名前を挙げた。「先発かブルペンかは分からないですけど、フォームとボールを見ると完成度が高い。右バッターのインコースのまっすぐが特に良かったですね。ブルペンで見ていると、修正する所はないかな」と振り返った。

　特徴を重ね合わせたのは同じ左投げの阪神・岩崎。「全身使って結構前でリリース離せているので、表現としては行き過ぎかもしれないけど、阪神の岩崎ぐらい前が強いかな」と“共通点”を指摘。直近8シーズンで5度の60試合登板を誇る鉄腕のフォームに例えた。

「踏み込んでから前に持っていくまでにしっかり間があって押し込めているピッチャーなので。自分の中でタイミングがずらせたら、バッターはめちゃめちゃタイミング取りにくいだろうな」と実戦での活躍を期待した。

　吉田は昨年のドラフト2位で西濃運輸から入団。今キャンプでは1軍スタートとなっており、開幕1軍へアピールを続けている。