キャンプインから2週間も…決まらぬ“大物”の去就 元首位打者や愛され助っ人も

元中日・中島宏之(左)とダヤン・ビシエド【写真:小林靖、荒川祐史】
元中日・中島宏之(左)とダヤン・ビシエド【写真:小林靖、荒川祐史】

日本人女性と婚約した元鷹ウォーカーも去就は未定

 12球団がキャンプインして2週間。実戦が始まり、各選手がアピールを続ける中、いまだに去就が決まっていない“大物”も少なくない。

 その中の1人が、昨オフに中日を退団した42歳の中島宏之内野手だ。2023年オフに巨人から戦力外となり、昨季は中日に加入。NPB通算1928安打と実績十分のベテランだが、昨季は15試合出場でまさかの0安打に終わった。通算2000安打の大台が迫る中、新天地は見つかるだろうか。

 同じく中日を退団したダヤン・ビシエド内野手もいまだに去就が決まっていない。2016年に来日し、2018年に首位打者&最多安打を獲得するなど長らく主砲として活躍。日本人枠となった昨季は15試合で打率.209、1本塁打に終わったが、2軍では72試合出場で打率.300、8本塁打、31打点をマークしている。手を差し伸べる球団は現れるか。

 また、昨季の開幕戦で中日1番を務めた三好大倫外野手も戦力外通告を受け、去就は未定。3、4月は23試合で打率.257と奮闘したが、5月は14試合で打率.000。同24日に出場選手登録を外れて以降は1軍から呼ばれることはなかった。2023年現役ドラフトでDeNAから楽天へ移籍した櫻井周斗投手もオフに戦力外となり、新天地は未定となっている。

 助っ人ではソフトバンクを退団したアダム・ウォーカー外野手も未定となっている。2022年に米独立リーグから巨人に入団し、同年は124試合で打率.271、23本塁打。不慣れな守備を克服しようと必死に頑張る姿に、心打たれるファンも多かった。2023年は57試合の出場にとどまり、オフにソフトバンクへ移籍。昨季は20試合で打率.169、1本塁打に終わり、加入1年で戦力外となった。昨年末に日本人女性と婚約したことを公表したスラッガーは、どこでプレーすることになるだろうか。

(Full-Count編集部)

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