佐々木麟太郎、マルチ安打&4打点の米大デビュー 敵地での大勝に貢献…初の公式戦で躍動

スタンフォード大・佐々木麟太郎【写真:川村虎大】
スタンフォード大・佐々木麟太郎【写真:川村虎大】

「3番・一塁」で先発出場…高校通算140本塁打で注目

 花巻東高(岩手)で通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大学へ進学した佐々木麟太郎内野手が15日(日本時間16日)、敵地でのカリフォルニア州立大フラートン校との今季開幕戦に「3番・一塁」でデビュー。5打数2安打、4打点の活躍で、チームの13-1の7回コールド勝利に貢献した。

「Rintaro Sasaki」が衝撃の公式戦デビューを果たした。1回1死三塁の第1打席は二ゴロだったが初打点をマーク。2回無死満塁の第2打席では右前適時打でさらに1打点。第3、4打席はそれぞれ見逃し三振、遊飛だった。

 迎えた7回無死二、三塁の第5打席では中前へ2点適時打。堂々のマルチ安打&4打点という衝撃デビューを飾った。

 超高校級打者として花巻東高在籍時は1年春からベンチ入り。甲子園に2度出場した。通算140本塁打は高校歴代最多とされる。ドラフトの目玉とされていたが、プロ志望届を提出せず、米大学への留学を模索。スタンフォード大進学を選択した。

 今年1月には米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」が佐々木について言及。「2025年大学最優秀新人賞」に予想し、「NCAAのシーズン新人本塁打記録はトミー・ホワイト(現アスレチックス傘下)内野手が2022年に記録した27本だ。ササキはその(記録に)挑戦するだけの力を持っている」などと紹介していた。

【実際の動画】センターへの爆速打球…佐々木麟太郎が放った豪快な2点適時打

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