投手・大谷翔平が「待ちきれない」 ロバーツ監督も興奮…実感した才能「見たことない」

ロバーツ監督が大谷のブルペン投球を振り返った
指揮官も改めて二刀流復活を実感している。ドジャース・大谷翔平投手が15日(日本時間16日)に今キャンプ初のブルペン入りしたが、近くで見守ったデーブ・ロバーツ監督が当時の心境を振り返り「待ちきれない」などと語った。
米放送局「CBSロサンゼルス」の番組「スポーツ・セントラルLA」が17日(同18日)にロバーツ監督へのインタビュー映像をX(旧ツイッター)に投稿。大谷のブルペン投球について言及した。
「先日、ブルペンで彼の投球を見ていたけど、見た瞬間、本物のメジャーリーグの投手のように見えた。指名打者として打席に立っているイメージしかなかったけど、彼はすでに打者としても投手としてもMVPに輝いている」
手術の影響で昨年は打者に専念。前人未到の54本塁打&59盗塁を達成するなど、MVPに輝いた打者がマウンドで躍動。ノーワインドアップから正捕手スミスを相手にフォーシーム11球、ツーシーム3球を投げた。最速は最速94マイル(約151.3キロ)を計測した。
「それにしても、大手術から復帰して、これほど才能がありながらひたむきで献身的な選手は見たことがない。彼が投球でき、打つことができるようになるのを見るのが待ちきれない。毎晩、私は特等席でその様子が見られるんだ」。ロバーツ監督は興奮気味に語った。
大谷がブルペン入りするのは昨年9月21日(同22日)の本拠地・ロッキーズ戦前に30球を投げて以来147日ぶりだ。3月のオープン戦での登板機会はなく、投手復帰は5月頃が見込まれている。
(Full-Count編集部)
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