ジャッジがソトに反論「間違いなく同意しない」　1160億円祝福も…心境は「驚きない」

ソトはFAで15年総額約1160億円の大型契約でメッツに加入

　ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が天才に“反論”した。地元放送局「SNYヤンキース」は17日（日本時間18日）、ジャッジが、ヤンキースからFAでメッツに移籍したフアン・ソト外野手について答える動画を投稿。「間違いなく同意しない」と見解を示した。

　ソトは昨季ヤンキースで打率.288、41本塁打、109打点をマークし。FAとなった今オフ、15年総額7億6500万ドル（約1160億円）でメッツと契約を締結した。大谷翔平の10年7億ドル（当時1014億円）を超え、スポーツ史上最高額を更新した。

　昨年12月13日（日本時間14日）の入団会見後の取材では移籍理由を説明。「5チームによる争奪戦だった。再契約をしようと（ヤンキースは）できるすべてのことをやってくれたと思う。でもその他4チームも同じことをしていた。最終的に勝てる可能性だったり、今後15年のこと、すべてのことを考慮した時、私たち（メッツ）が最も（勝てる）チャンスがあると感じた」と明かした。

　この移籍理由について意見を求められたヤンキースの主砲・ジャッジはきっぱりと反論。「それは彼の見解だから、何とでも言えばいい。でも、間違いなくそれには同意しないよ」と語った。

　その上でソトの決断には理解を示した。「驚きはあまりない。だって、そこが彼が望んでいた場所だろうからね。彼と彼の家族にとってもそこがベストの場所だったんだろう。かなりいい契約をもらったから、（オファーには）ノーとは言えないよね。間違いなく、彼のことを思うとうれしいよ」と笑顔で“祝福”した。

（Full-Count編集部）