大谷翔平、侍J井端監督の前でブルペン21球 ロバーツ監督は拍手…報道陣&ファン熱視線

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

キャンプ2度目のブルペン入り、フォーシームとツーシームを計21球投げた

 ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間17日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設でキャンプ2度目のブルペン入りした。侍ジャパンの井端弘和監督が視察する中、21球を投げた。球団関係者、ファンが熱い視線を注いだ。

 静まり返ったブルペンで右腕を振った。大谷は1球1球に力を込めた。ノーワインドアップで17球、セットポジションから4球。フォーシームを中心にツーシームを交ぜた。6球目を投じた後、ロバーツ監督は拍手を送った。

 大谷は15日(同16日)に今キャンプ初めてブルペン入り。フォーシーム、ツーシームの14球を投げた。最速94マイル(約151.3キロ)。300人を超えるファンが熱い視線を送った。ロバーツ監督は「なんてこった、ボールのスピードは本当に良かった。彼はかなり満足しているようだったし、コントロールも本当に良かった。本当に素晴らしい投球だった」と賛辞の言葉を並べた。

 2、3月のオープン戦で登板する予定はなく、投手復帰は5月頃と見込まれている。ロバーツ監督は「東京へ出発する前に打者相手に投げることになるだろう」と話している。他の投手からは出遅れているものの、投手・大谷は徐々にペースアップしていく。

 また、ロバーツ監督は2月末のオープン戦で打者として初出場させると明らかにした。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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