ベッツが大谷翔平に抱えた“不満” 練習すればいつも…152億円出費でついに解決へ
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ド軍のクラブハウスは30%、ロッカールームが40%拡大
大改修でMVP男に安寧が訪れそうだ。ドジャースはこのオフ、本拠地ドジャースタジアムの大改修を行っている。米ラジオ局「Sirius XM」のチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演したスタン・カステンCEOは、ムーキー・ベッツ内野手が大谷翔平投手に抱えていた“不満”の解決につながると指摘している。
カリフォルニア州ロサンゼルスにあるドジャースタジアムは1962年に開場し、ブルックリンから移転したドジャースの本拠地として使用されてきた。このオフは1億ドル(約152億3000万円)を投じ、クラブハウスなどを大幅改修している。この日同番組に出演したカステンCEOは「今回も、我々のクラブハウスは最先端になると思う。クラブハウスは以前より30%、ロッカールーム自体は40%広くなり、ロッカールーム内のあらゆる物が大きくなる」と自信をのぞかせた。
また、「面白いことに、静かな部屋つまり仮眠部屋をロッカールームの反対側に移動させなければならなかった」という。「ムーキー(ベッツ)が去年使っていた部屋では、バッティングケージにいるショウヘイに(打撃音が大きくて)何度も起こされたと言ってきたからだ」とまさかの回答にスタジオは大爆笑していた。
「だからクラブハウス内の配置を変えなければならなかった。先日ムーキーにも伝えたけれど、彼はこれできちんと眠れるようになる。バッティングケージももう1つあるし、そういうこと(改修)もたくさんやった。すべてのスペースが広くなり、ミーティングルームも増えた。5~10年経っても我々のクラブハウスは最先端なままだと思う」と語り、チームのサポート体制がさらに充実することになるという。
仮眠を大事にしてきたベッツだが、昨季は大谷の“爆音”に安眠できず。果たして快適に休みを取れるようになり、今季はさらに好成績を残せるだろうか。
(Full-Count編集部)
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