山本由伸、“W開幕投手”へ…21日にOP戦登板　東京開幕戦も先発も内定済み

ロバーツ監督が明言した

　ドジャース・山本由伸投手が20日（日本時間21日）に行われるオープン戦の“開幕投手”に決まったと、デーブ・ロバーツ監督が明言した。指揮官は19日（同20日）の練習前に取材に応じ、「由伸は木曜日（21日）に先発する。（オープン戦か？）そうだ、カブスとの試合だ」と語った。

　ドジャースのオープン戦は20日（同21日）のカブス戦からスタート。約1か月後の3月18、19日に東京での開幕戦を同一カードで戦うため、マイナーでの登板の可能性もあったが、この日決定した形だ。ロバーツ監督は前日に行われたメディアデーで、「彼は木曜日に先発する。木曜日に登板して、毎週1回投げる。東京までの日にちを逆算してほしい。君たちに計算は任せるよ」と話していた。

　カブスは18日（同19日）、今永昇太投手が東京開幕戦に先発することを発表。山本も開幕投手が内定しており、実現すれば史上初の開幕戦日本人先発対決が実現する。ロバーツ監督は「イマナガとヤマモトが第1戦に対決すればとてもエキサイティングだ。間違いなく日本にとって、そして球界にとってもエキサイティングなことだ」としていた。

　山本は昨オフ、ポスティングシステムを利用してオリックスからドジャースに移籍。12年総額3億2500万ドル（約481億円）の契約はヤンキースのゲリット・コール投手を抜いて投手史上最長かつ最高額だった。メジャー1年目は右肩故障で離脱したものの、レギュラーシーズンでは18登板で7勝2敗、防御率3.00をマーク。ポストシーズンでも好投してワールドシリーズ制覇に貢献した。

（Full-Count編集部）