“大谷超え”26歳、背番号譲渡で1400万円の高級車贈呈 神対応に感動「ヤバいね」

メッツのフアン・ソト【写真:Getty Images】
メッツのフアン・ソト【写真:Getty Images】

メッツのソト、背番号22譲ってくれたベイティに「Chevy Tahoe」

 ヤンキースからFAとなり、メッツに移籍したフアン・ソト外野手が、背番号22を譲ってくれたブレット・ベイティ内野手に車をプレゼントした。メッツの公式インスタグラムが20日(日本時間21日)、ソトが車を贈る動画を投稿している。

 Tシャツ、短パン姿で球団施設から出てきたベイティは「本当にやったんだ! マジかよ!」と興奮を抑えきれず、ユニホーム姿のソトとハグ。「(車は)君のだよ! 運転していいよ!」というソトからキーを受け取ると「オー・マイ・ゴッド! しかもラッピングもしてくれたの?! ヤバいね! 感謝しているよ。ありがとう!」と笑みを浮かべながら車に乗り込んだ。

 運転席に座りエンジンをかけたベイティは「俺がどんな感じか見てくれよ。クレイジーだよ! ありがとう!」と嬉しそうな表情。再びハグをかわすと、ソトは「後ろも見てね」と声をかけた。車の後部ガラスには「Thank you for #22」のメッセージが残されていた。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」のマイク・プーマ記者によると、プレゼントした車は「Chevy Tahoe」で、9万2000ドル(約1400万円)。ソトは地元放送局「SNY」のインタビューに「彼を喜ばせたかったんだ。(車を)見るたびに、背番号22を譲った甲斐があると思ってくれると思うよ。背番号を譲りたがらない選手もいるから感謝しているよ。(ベイティの反応を見て)グレートな気分。彼がずっと欲しがっていた車を選んだんだ」と話した。

 一方のベイティは「SNY」のインタビューに「アメージングだよ! 彼の思いやりに、これ以上ないほど感謝している。彼がチームに加わって本当に興奮しているし、球界最高の打者の1人から学びたいよ」と興奮気味にコメント。「高校時代から乗っている車をずっと使っていて、毎年スプリングトレーニングに来るたびに新車を買うと言ってきたんだけど……。(チームメートが)昨日、車の保険を聞いてきたから、怪しいと思ったんだよ!」と明かして笑いを誘った。

 19歳だった2018年にメジャーデビューし、昨季は自己最多41本塁打を放ってヤンキースのリーグ優勝に貢献したソトは、7年間で934安打、201本塁打を記録。このオフ、メッツと15年契約を結び、総額7億6500万ドル(約1144億円)は、2023年オフにドジャースと大谷翔平投手が結んだ10年7億ドル(当時1014億円)を超えてプロスポーツ史上最高額となったことで話題を集めていた。

【実際の映像】超豪華なサプライズプレゼント…背番号譲渡のお礼に大興奮

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