山岡にコンプラ違反疑い…岸田監督言葉少な「まぁ…ね」　オンラインカジノ利用で活動自粛

オリックス・岸田監督、コンプライアンス違反の疑いがある山岡に言及

　オリックスの岸田護監督は22日、宮崎アイビースタジアムで行われたソフトバンクとのオープン戦を終え、囲み取材に対応した。前日21日にコンプライアンス違反の疑いがあり活動自粛が発表された山岡泰輔投手について問われると「まぁ……ね、って感じですね」と言葉少なだった。

　球団は山岡のオンラインカジノ利用に関する情報を入手したNPBより調査依頼を17日に受け、18日に本人と面談。過去に海外でカジノのライセンスを取得しているサイトが運営するポーカーゲームのトーナメント大会に参加していた事実を把握し、違法性の認識の有無に関わらず、社会的影響力の大きいプロ野球選手としての自覚を欠いた行動であったという見解を21日に発表していた。

　岸田監督の前に取材に応じた湊通夫球団社長によると、限られた人数で調査を行っていたため、岸田監督に本件が伝わったのは球団がリリースを発表した昨夜だったという。

　指摘を受けた山岡は21日、大阪市内で警察に対し今回の事案に関する相談を行った。当面の間、プロ野球選手としての活動の自粛を命じ、正式な処分は決まり次第に発表することになっている。

（Full-Count編集部）