大谷翔平のバット粉砕&ハグ マイナー右腕は20歳有望株、32球対決に球団首脳も熱視線

大谷と対戦したのは20歳の有望株ニコラス・クルーズ
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行った。マイナー投手と対戦し、バットを折られる場面があった。32球で18スイング。安打性は2本だった。
大谷のバットを折ったのは20歳のニコラス・クルーズ投手。ベネズエラ出身の20歳右腕で、2022年1月にドジャースとマイナー契約。昨季はルーキーリーグと1Aプラスで計15試合登板(2先発)して5勝1敗、防御率5.06。2022年からの3年間で41登板(8救援)で11勝2敗、防御率3.92。82回2/3で83三振を奪っている。
この日の大谷のライブBPは普段マイナーリーガーが使用するグラウンドで行われた。ロバーツ監督やフリードマン編成本部長ら球団スタッフが大移動。マイナー選手、300人超のファンが見守った。
安打性2本を許したが、いずれもバットの芯を外しており、大谷は苦悶の表情を浮かべた。対戦後は大谷とハグを交わした。2人の対決が終わると、ファンから温かい拍手が送られた。