大谷翔平、OP戦初戦は3月1日エンゼルス戦に決定 菊池雄星と花巻東対決に…指揮官明言

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷vs菊池は通算23打数7安打の打率.304、3本塁打、7三振

 ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間3月1日)にアリゾナ州グレンデールで行われるエンゼルス戦でオープン戦初出場することが決まった。デーブ・ロバーツ監督が26日(同27日)の取材で明言した。エンゼルスは菊池雄星投手が先発する予定で、いきなり“花巻東対決”となる。

 花巻東対決から2025年シーズンの実戦が幕を開ける。昨年11月に左肩を手術した大谷は、キャンプ序盤に「完全に違和感がないという状態ではない。もう少し時間をかける必要はあるかなと思います」と語り、慎重に調整を進めていた。23日(同24日)には今キャンプ初めて実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行い、計32球で18スイング。バットを折る場面もあったが、安打性2本はいずれもライナーだった。

 前日25日(同26日)には今キャンプ4度目のブルペン入り。フォーシームにカットボールとツーシームを交え、キャンプ最多30球を投げた。オープン戦での登板予定はないものの、5月頃の投手復帰が見込まれている。ロバーツ監督は、「早く調整が進んでいることは非常に驚きだ」と、仕上がりの早さに驚きを隠そうとしなかった。

 一方の菊池は3年総額6300万ドル(約94億円)でエンゼルス入り。3月27日(同28日)に敵地で行われるホワイトソックス戦で自身初の開幕投手を務めることが決まっている。

 大谷は菊池と24打席で対決。対戦成績は23打数7安打の打率.304、3本塁打、5打点、7三振、1四球となっている。どんなバトルを繰り広げるのか。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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