大谷翔平は「いい状態だ」 今季“初アーチ”は豪快130m弾、ロバーツ監督ご満悦

取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ライブBPで今季初本塁打

 ドジャースの大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、アリゾナ州グレンデールで実戦形式の打撃練習「ライブBP」を行い、“今季初本塁打”を放った。デーブ・ロバーツ監督はブルワーズとのオープン戦後に報道陣の取材に応じ、「本当にいい状態に見えた。いい状態にいる」と賛辞の言葉を並べた。

 豪快なフルスイングだった。マイナーの右腕ザズエッタのフォーシームをバットに乗せ、バックスクリーン右へ運んだ。推定130メートル弾。大谷は詰まったのか痛がる素振りを見せたが、バックネット裏に集まった約100人の報道陣とファンを驚かせる驚愕のパワーだった。

 この日のライブBPもマイナー選手が使用するグラウンドで行われた。ロバーツ監督はゴルフカートで移動し、フリードマン編成本部長、ゴームズGMと遊撃付近から見守った。指揮官はご満悦だった。

「ショウヘイは本当にいい状態に見えた。5、6打席くらい立っていた。集中しているように見える。多くのボールを芯で捉えて、ホームランも打った。いい状態にいる」

 昨年11月に左肩を手術。慎重に調整を進めてきたが、ロバーツ監督は28日(同3月1日)のエンゼルス戦でオープン戦初出場させると明かした。エンゼルス先発は菊池雄星投手で、いきなり花巻東対決となる。2025年シーズンへバットでは順調に調整を進めている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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