“最も優れたNYアスリート”まさかの1位に批判殺到 ジャッジ2位に「冗談だよね?」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ヤンキース→メッツを選んだ1139億円男が選ばれる

 米放送局「FOXスポーツ」が選んだ「ニューヨークの最も優れたアスリート」のランキングが物議を醸している。昨季のア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)ではなく、1位に選ばれたのはニューヨークの別球団に移った元チームメートだったことに「これは恥ずかしい」「今まで見た中で最悪のリスト」と異論が噴出している。

 米放送局「FOXスポーツ」の公式X(旧ツイッター)は26日(日本時間27日)、「現在ニューヨークのスポーツチームでプレーしている最もビックなアスリートは誰か?」と、トップ10のランキングを発表した。米4大スポーツの他競技選手に加え、MLBからは10位にピート・アロンソ内野手(メッツ)、9位にジャンカルロ・スタントン外野手(ヤンキース)、4位にフランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)が入った。

 昨季は本塁打と打点の2冠に輝き、打撃成績ではドジャースの大谷翔平投手も上回るMLB最強打者のジャッジは、意外にも2位。オフにFAとなり、ヤンキースとは再契約せず15年総額7億6500万ドル(約1139億円)でメッツと契約を締結したフアン・ソト外野手が1位に選ばれた。

 このランキングにはSNSも大荒れに。「冗談だよね?」「FOXは笑える」「全部間違いだ」「ジャッジが1位でないなんて笑える」「ソトは昨年のヤンキースで2番目に良かったのに、なぜ1位?」「ジャッジは3か月前にソトを抑えてMVPを獲ったんだぞ。さすがに考え直そうよ」などのツッコミが殺到する事態となっている。

 昨季は同じヤンキースでプレーした2人は、打率、本塁打、打点、出塁率、安打、OPSなど各種成績でいずれもジャッジが上。米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」と「ファングラフス」が算出したWARでも、ともにジャッジが全選手の中で1位だった。

【実際の投稿】米が公開した衝撃ランキング…ジャッジ“2位”に異論噴出

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