巨人新助っ人は「打率3割残せる」 示した才能の片鱗、OB活躍に太鼓判「他球団は困る」
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元巨人・高橋尚成氏、YouTubeチャンネルでキャベッジの打撃を解説
巨人の新助っ人の成功に太鼓判だ。巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。今年から巨人に加入したトレイ・キャベッジ外野手を絶賛した。
オープン戦2試合目の出場だった24日のロッテ戦で2本の二塁打。いずれも逆方向への左翼にはじき返す打撃を披露し「ボールをしっかり見極められていた。一番良かったのは逆方向に長打が出ていること。他球団は困りますよ。楽しみな選手。期待大だなと思います」と評価した。
打順に関しても4番・岡本和真内野手の前後を打つと予想。「5番を任せられる。もしかしたら3番に入る可能性も。長打力がある打者が早く出てくると相手投手にプレッシャーをかけられるし、打線が活発になる」と期待を寄せた。
番組内では打球速度が92.8マイル(約149キロ)でメジャー14位相当、スイング速度が75.9マイル(約122キロ)でメジャー12位相当と、メジャーでもトップクラスと紹介。その片鱗が「見てとれた。ヘッドスピードが速いからこそ打球速度が上がって遠くに飛んでいく。打球の角度も凄くいい」と解説した。
賛辞は止まらず「広角に長打を打てる。打率も3割残せるかも。攻め方が変わった時に対応できれば日本で十分活躍できる」と説明。積極的に日本語を学んでいる点についても「早く日本になじむのが成功の秘訣。十分期待できる」と話した。
キャベッジは2015年MLBドラフト4巡目(全体110位)でツインズから指名を受けた。2023年はエンゼルス傘下3Aソルトレークで打率.306、30本塁打、32盗塁の“トリプルスリー”を達成。同年にはメジャーデビューも果たし、現ドジャースの大谷翔平投手とチームメートだった時期もある。