ENEOS大久保氏、パラオの記念行事に出席へ…日本人が野球を伝えて100年

パラオで15、16日に開催…ENEOSの大久保秀昭TDが出席
全日本野球協会(山中正竹会長)は6日、社会人野球ENEOSの大久保秀昭チームディレクターがパラオ共和国で15、16日に開催予定の「日本・パラオ野球伝導100年記念行事」に出席すると発表した。外務省と在パラオ日本国大使館からの要請を受けてのもの。
パラオではポピュラーなスポーツとして野球が親しまれている。パラオに初めて野球を伝えたのは日本人とされており、現地でも「ヤキュウ」と呼ばれている。
パラオでは野球伝来100年を記念して、15日にリトルリーグトーナメント、16日に野球教室が行われる。全日本野球協会は「今後も野球競技の普及及び振興に向け努力するとともに、国際友好親善に貢献してまいります」としている。
大久保氏はアトランタ五輪で銀メダル獲得に貢献。5年間プレーした近鉄を引退後は、慶大監督でリーグ優勝3度、ENEOS監督としては史上最多4度の都市対抗優勝を飾るなど実績十分で、推薦を受けて快諾した。豊富な経験を生かして両国の架け橋となる。
(Full-Count編集部)
