ロバーツ監督ニンマリ「素晴らしかった」 大谷翔平“凱旋弾”を称賛「泳がされず」

巨人戦の指揮を執ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
巨人戦の指揮を執ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

3回の第2打席で戸郷から2ラン

 指揮官も拍手を送った。ドジャースの大谷翔平投手は15日、「MLB 東京シリーズ by Guggenheim プレシーズンゲーム」の巨人戦(東京ドーム)に「1番・指名打者」で先発出場し、3回に2年ぶり凱旋アーチとなる豪快2ランを放った。試合後に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「しっかり泳がされずに捉えた。素晴らしかったと思います」と絶賛した。

 衝撃の一発は2点リードの3回無死二塁に飛び出した。戸郷の初球、低めカーブを完璧に捉えた。右翼スタンド中段へ飛び込む2ラン。打球速度105.0マイル(約169.0キロ)、飛距離391フィート(約119.2メートル)、角度32度だった。ベンチ前ではテオスカー・ヘルナンデス外野手からひまわりの種のシャワーを浴びた。

 本塁打以外も指揮官の心を捉えた。第1打席は際どいボールを見極めて四球で出塁。第2打席でアーチをかけ、第3打席はニゴロだったものの強い打球を飛ばした。ロバーツ監督は「オフェンス全体として良かったと思います」と笑顔だった。

 大谷は16日、阪神とのエキシビションマッチ(東京ドーム)に臨む。18日からはカブスとの「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」に指名打者として出場する予定だ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY