日本のホットドッグに困惑「わからないな…」 明白な“文化の壁”、東京Dで起きた珍事

「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」が行われている東京ドーム【写真:THE ANSWER/中戸川知世】
「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」が行われている東京ドーム【写真:THE ANSWER/中戸川知世】

シカゴの放送局解説者が意外な落とし穴に

 東京ドームで行われるカブスとドジャースの開幕戦「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」を前に、多数の米メディア関係者が来日している。そんな中、米国の野球観戦には欠かせないホットドッグをめぐり、思わぬ“文化の壁”が浮かび上がった。

 シカゴの放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の公式X(旧ツイッター)は15日、解説者ジム・デシェイズ氏が東京ドームを訪れた際の動画を公開。場内で販売されているホットドッグとチキンを手に取り、カブスの本拠地リグレーフィールドのものと比較する様子が映し出されていた。

 デシェイズ氏は「どちらをホットドッグにかけるかの論争に決着をつけられない方々、これ、あまり入っていませんが、ケチャップとマスタードの容器です」とカメラに向けて紹介。手にしていたのは、日本ではおなじみの「ディスペンパック(パキッテ)」と呼ばれる、中央で折るとソースが同時に出るタイプの容器だった。

 しかし、ここで思わぬ問題が発生。デシェイズ氏は容器を眺めながら「開け方がわからないな……ケチャップとマスタードまみれになってしまう」と困惑。端をはがそうとしたり、じっくり観察したり、向きを変えてみたりと試行錯誤したものの、結局うまく使えずに断念。諦めて容器を置いて「チキンを一切れいただくことにしようかな」と苦笑した。

 この投稿には「あらら、ケチャップとマスタードの便利な容器の使い方分からず」「ケチャップとマスタードのやり方、誰か教えてあげるんや」といった日本語のコメントが寄せられた。メジャーリーグ開幕戦の日本開催で、ちょっとした“文化の違い”が浮き彫りとなった。

(Full-Count編集部)

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