西日本短大付またランニング本塁打、2戦連続の“珍記録”…今大会5本中2本、正真正銘弾も

山梨学院戦でランニング本塁打を放った西日本短大付・安田 悠月【写真:加治屋友輝】
山梨学院戦でランニング本塁打を放った西日本短大付・安田 悠月【写真:加治屋友輝】

山梨学院との2回戦…初回に安田がランニング3ラン

 第97回選抜高校野球大会は24日、大会第7日が行われ、第2試合は西日本短大付(福岡)が山梨学院(山梨)と対戦。初回に安田悠月外野手(3年)がランニング本塁打を放った。

 初回2死一、二塁から右翼へ痛烈なライナーをはじき返すと、山梨学院の右翼手が前進してダイビングしたがわずかに届かず。ボールがフェンスまで転々とする間にダイヤモンドを一周し、最後は頭からホームに滑り込んだ。

 20日の大垣日大(岐阜)との1回戦では、斉藤大将外野手(3年)が7回に左中間にランニング本塁打。この時は左翼手が打球に追いついたが、はじいてしまった間に一気に生還。これが大会1号だった。

 この試合の安田は大会4号。ここまで4本塁打中、2本は柵越え。残る2本はランニング本塁打で、いずれも西日本短大付が記録しており、しかも2試合連続で飛び出すという珍しい形で先制した。

 4回には4番・佐藤仁内野手(3年)が大会5号となる左翼ポール際への2ランを放ち加点。「2試合続けてランニングホームランなんて珍しいと思った」という主砲の“正真正銘”の柵越えとなる一発で突き放し、11-5で快勝した。

【実際の様子】右翼へ痛烈打→頭からホームへ 甲子園騒然…西日本短大・安田が放ったランニングHR

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