競合ドラ1は「文句無しの開幕スタメン」　圧倒的な“.410＆1.018”に「天才か？」

ドラフト1位・西川史礁がOP戦打率.410、OPSは1.018

　開幕前ラストゲームでドラフト1位が躍動した。ロッテ・西川史礁外野手が23日の巨人とのオープン戦（東京ドーム）に出場し、3安打を放った。猛アピールを見せた21歳に「文句無しの開幕スタメン」「最高やん」と期待も高まっている。

　西川は巨人戦に「2番・左翼」でスタメン出場。初回に右前打を放つと、5回の第3打席で左前打。続く第4打席では右前打を放ち、オープン戦初の猛打賞を記録した。本塁打はないもののオープン通算打率は.410、長打率.590。OPSは1.018と驚異的な数字を残した。

　実戦で結果を残し続ける21歳にロッテファンも興奮。「新人王期待してます」「天才か？？？」「ほんまえぐい」「千葉の希望」「（巨人の）坂本感あるんよな」と絶賛コメントが数多く寄せられている。

　西川は青学大から2024年ドラフト1位でオリックスと2球団競合の末に入団。強肩強打の外野手で、井口資仁氏らがつけた背番号6を与えられた。1軍で春季キャンプを迎えると、練習試合やオープン戦で持ち味の打棒を披露し、即戦力ルーキーに相応しい結果とともに初の開幕戦に臨む。