ヤクルト、開幕戦ベンチにつば九郎人形 敵地にも同行…グラウンドを“見守る”

ベンチの中に置かれたヤクルトのマスコット・つば九郎【写真:矢口亨】
ベンチの中に置かれたヤクルトのマスコット・つば九郎【写真:矢口亨】

東京ドームの三塁側ベンチに

■巨人 ー ヤクルト(28日・東京ドーム)

 ヤクルトは28日、東京ドームで巨人との開幕戦を迎えた。ヤクルトの三塁側ベンチには球団マスコット「つば九郎」の人形が置かれていた。

 球団は2月19日につば九郎の担当者が亡くなったことを発表していた。つば九郎人形は三塁側の前列ベンチに置かれており、グラウンドを“見守って”いた。オープン戦でもヤクルトのベンチに人形はあり、チームと一緒に戦っていた。

今月26日にはホームページで「つば九郎の活動はしばらく休止となりますが、グッズの販売などはこれまでどおり継続をしていく予定です」とファンに報告。さらに「今後の活動については、これまで31年かけてファンの皆さまと一緒に育ててきたつば九郎への思いを大切にし、検討を重ねて参りますので、引き続きお待ちいただきますよう、お願いいたします」と報告していた。

【実際の様子】「泣ける」高津監督がつば九郎人形をなでる姿

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