コーチの胸ぐらを掴み…監督とも言い合い MLBに“存在しない”上下関係「衝撃的」

高橋尚成氏「ソーシアと通訳を介して言い合いになって…」
ヤクルトやメジャーリーグなどで活躍した五十嵐亮太氏が、自身のYouTubeチャンネル「イガちゃんねる~五十嵐亮太の人生は旅だ~」で高橋尚成氏の「高橋尚成のHISAちゃん」とコラボした。ともにメジャーの舞台で腕を振った2人は、選手と首脳陣の関係性について日米の違いを語った。
メジャー時代の思い出を振り返っていた高橋氏は「俺ソーシアと喧嘩している。メッツ終わってエンゼルス行って、あのときエンゼルスで2年目かな。ソーシアと通訳を介して言い合いになって、どれだけ通じたかはわからないけど、まあまあひどいこと言ったから。日本語で」とマイク・ソーシア監督との“事件”を告白した。
すると五十嵐氏は「多いよね。僕も米国行ったときに、普通に監督と言い合いしている選手がいるじゃないですか。もう監督室に入ったときにこんなんなって(ふんぞり返って)座って監督と話して『お前大丈夫か?』みたいな」と驚いたことを明かした。
高橋氏が「あとK・ロッド(フランシスコ・ロドリゲス)がコーチの胸ぐらを掴んだ。あれも俺、衝撃的だった。(日本では)絶対に見られないでしょう」と話すと、五十嵐氏は「もちろんリスペクトはなくはないんだけど、選手・コーチとの日本とは関係性が違いますよね」と説明する。上下関係がしっかりしている日本に対して、メジャーはフレンドリーな関係だ。
「それがいいかはわからないけど、別にコーチの肩を組んで歩いてもいいじゃんっていう」と高橋氏。35歳のオールドルーキー時代、登板後に20歳の投手から「よくやったな」と頭をポンポンされたそうで「俺35だぞ、お前ハタチだろって。ふざけんなよって思いながら、それくらい別に先輩後輩っていう概念もないし、監督・コーチっていうのも話しやすく工夫している。常に監督室って開いていたもんね」と笑顔。五十嵐氏も「おもろいね」と同調していた。