トランプ大統領、大谷翔平と握手し絶賛 “カンペ中断”で感嘆「これはすごいな」

ドジャースナインがホワイトハウスを訪問
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、チームでホワイトハウスを表敬訪問し、ドナルド・トランプ大統領と対面した。大谷はトランプ大統領から紹介され、握手して言葉を交わす場面もあった。
大谷は黒のスーツを着用。ムーキー・ベッツ内野手、クレイトン・カーショー投手に挟まれて最前列に整列した。トランプ大統領はスピーチの中で、監督の次に大谷を紹介。「このアメージングなシーズンで、野球史に残るご活躍をされた選手がいます。シーズン40-40を達成した選手は歴史上6人しかいません。40-40はエリートクラブとして知られています。なぜなら、ごく少数の選手しか入会できないのです。ショウヘイ・オオタニは満票でナ・リーグMVPを獲得されました」と祝福すると、トランプ大統領は大谷のもとへ駆け寄り、握手を交わした。
トランプ大統領は「彼はムービースターみたいだ。彼の将来は明るい」とつぶやき、スピーチを再開。「彼は(40-40)以上のこと成し遂げました。史上初の50-50クラブの入会者になったからです。149年のMLB史で前例のない、54本塁打、59盗塁をマークされました。インクレディブルです。そして更にすごいのは、(歴史上)最高の試合とも呼ばれる活躍をされたことです」と称賛。後ろを振り向いて選手たちに「それほどすごい試合だったんですか? 彼はいい選手なんですか?」と冗談交じりに聞く場面もあった。
「この時代に誰もが出来ないだろうと思っていた活躍を、ショウヘイは成し遂げられました。2024年9月19日に、想像もつかない6打数6安打を達成されました」
またメモの読み上げを中断したトランプ大統領は「これは結構すごいな。これほどすごいことを成し遂げたとは思っていませんでした」と語り、場を和ませた。
「マーリンズ戦で6打数6安打、3本塁打、10打点、そして2盗塁をマークしました」。大谷に興味津々のトランプ大統領は、マイク外して後ろの選手に「(1試合)6打数6安打を達成した選手はどれくらいいるんですか?」と問いかけ、ロバーツ監督は「少ないですね」と返答。大谷が成し遂げた偉業の凄みを改めて実感していた。
前年の世界一チームがホワイトハウスを表敬訪問するのは毎年恒例。ワシントンDCやボルティモアへの遠征時に行われるのが通例となっている。チームは7日(同8日)からナショナルズ3連戦が組まれており、球場入りする前にホワイトハウスを訪れた。
(Full-Count編集部)
