大谷翔平の3年連続MVPに“待った” 衝撃のリーグ6冠…MLBが注目する新ライバル

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

5本塁打、16打点の2冠…OPS1.165もトップ

 メジャーリーグは開幕から2週間前後が経ち、好調な選手もいれば不調な選手もいる。MLB公式サイトは「早くもMVP級の数字を叩き出している10選手」を紹介。1位に選んだのは、OPSや安打でトップに立つナ・リーグの“新顔”だった。

 同メディアは7日(日本時間8日)、今年好スタートを切ってMVPレースに加わりそうな選手を紹介。過去のMVP受賞者や昨季に投票トップ5に入った選手は考慮しないとし、ドジャースの大谷翔平投手やヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は選外となった。その中で“有力候補”に挙げられたのがカブスのカイル・タッカー外野手だ。

 アストロズで活躍し、2023年に大谷を上回る112打点でタイトルを獲得した28歳は今季からカブスにトレード加入。「ドジャースに連敗した東京シリーズでは比較的静か」だったものの、帰国後に調子を上げ、7日(同8日)時点で5本塁打、16打点、OPS1.165、17安打などでリーグトップ。MVP投票で重要視される勝利貢献度WARも1位に立っている。

 MLB公式は打撃成績に加えて、「さらに良いことは、カブスはその期間に8勝3敗という成績であることだ。もしシカゴが2017年以来となるナ・リーグ中地区優勝を果たして、その中心にタッカーがいれば、彼はショウヘイ・オオタニにさえ挑戦できるようなMVP候補として十分にアピールができるだろう」とした。

 もっとも、「MVPはシーズンの最初の2週間で決まるわけではない。2024年を覚えているか? アーロン・ジャッジは5月まで本調子ではなかった。確かに、素晴らしいスタートはすぐに消えてしまうことがある」との“注釈”もつけている。果たして2022年にはMVP投票5位に入ったスターは、最後まで調子を維持できるか。その暁には、オフのFA市場でも大型契約を手にできるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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