貫禄投球の山本由伸に同僚スネルが送った“一言” 見届けたエースの姿

好投しナインに迎えられるドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
好投しナインに迎えられるドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

山本由伸は今季2勝、防御率1.23

【MLB】ドジャース 3ー0 カブス(日本時間12日・ロサンゼルス)

 エースのピッチングに感動したようだ。ドジャース・山本由伸投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのカブス戦に先発登板し、6回2安打無失点、9奪三振の好投で今季2勝目を手にした。チームメートのブレイク・スネル投手は、快投に賛辞を送った。

 山本は初回からエンジン全開だった。先頭のイアン・ハップ内野手を4球目のスプリットで空振り三振に仕留め、続く強打者のカイル・タッカー外野手も96.7マイル(約155.6キロ)の直球で見逃し三振を奪った。2死からは3番の鈴木誠也外野手を右飛に打ち取った。3回までパーフェクトピッチを演じた。

 4回1死から連打を許したものの、相手のミスもあって失点とはならず、2死三塁からはブッシュを6球目のスプリットで空振り三振に仕留めて雄叫びをあげた。その後5~6回もゼロに抑え、6回103球を投げて2安打無失点、1四球9三振の力投。直後にトミー・エドマン外野手が3ランを放ち、勝利投手となった。

 試合中には、今季からドジャースに加わったサイ・ヤング賞2回のブレイク・スネル投手と“いちゃいちゃ”する場面も中継で映し出された。スネルは先日、左肩の炎症で負傷者リスト入りしているが、ベンチで山本の投球を熱心に見届けていた。試合後は自身のインスタグラムのストーリーズ機能を更新し、「nasty!!!(えげつない)」の一言を添えた。その言葉に全てが凝縮されていた。

【実際の映像】スネルが「えげつない」と絶賛 選んだ山本由伸の“1球”

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