“勤務中”に大谷翔平のHR球ゲット 衝撃の瞬間にスタッフ大興奮「キープします」

大谷翔平の5号をキャッチしたのは警備スタッフだった
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間15日・ロサンゼルス)
念願の記念球を手に入れた。ドジャースの大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、本拠地・ロッキーズ戦の3回に6試合ぶりとなる5号ソロを放った。打球は中堅後方の観客がいない部分へ。ホームランボールをキャッチしたのは、警備スタッフのクリスティーナ・バードゥーズゴーさんだった。
無人の場所に落ちた記念球。「ホームランボールはどこ?」と尋ねると、バードゥーズゴーさんは嬉しそうに左ポケットから取り出した。付近を指さして「ここに落下して跳ねたんです。そして、私がキャッチしました! ハハハ!」と上機嫌。「ファンにはあげませんでした。これはオオタニのボールですからね!」と大事にさすった。
バードゥーズゴーさんは2009年から同職で働いているが、今回が初キャッチ。「私のパートナーにあげることにしました。私のパートナーはオオタニの大ファンなんです。渡すことがとても待ち遠しいです!」と目を輝かせた。
もちろん“約束”は守るつもりだ。「返却しないといけないのであれば、従います。ただ、そう言われなければプレゼントとしてキープします。ダメとは言われていませんからね。でも、返却しないといけないなら喜んで従います!」。呼吸を荒げるほど喜んでいた。
センター後方には、子どもが遊ぶ広場がある。バードゥーズゴーさんはそのエリアを担当しており「フィールドに(ファンが)侵入しないように監視しています。選手を守る役割ですね」と笑顔を見せる。
記念球を拾った際、周囲にファンはいなかった。「誰からもボールを欲しいと、ねだられませんでした。だから、私がキャッチしました!」。勤務中の喜びはひとしおだった。
(Full-Count編集部)
