楽天の宗山塁がプロ初本塁打 12球団の新人で最速、敵地の右翼テラス席に先制打

15試合目で待望の一発
■ソフトバンク ー 楽天(16日・みずほPayPayドーム)
楽天の宗山塁内野手が16日、敵地みずほPayPayドームのソフトバンク戦に「1番・遊撃」で先発出場。第2打席にプロ1号となる右越えソロを放った。
両チーム無得点の3回、先頭で上沢直之投手の外角へのチェンジアップを右翼テラス席に運び、先制パンチを見舞った。これまで14試合で打率.250と一定の数字は残してきたが、56打席目に待望の初本塁打が飛び出した。12球団の新人でも第1号となった。
明大では東京六大学野球で通算118安打を放ち、昨年のドラフト会議では5球団が競合した期待の新人。開幕から遊撃手として起用され好守を見せており、これまで全試合に出場してきた。打撃でも強烈なインパクトを残す一打となり、今後の新人王争いは熾烈となりそうだ。