ド軍メイ、終始イライラ「終わり方がよくなかった」 交代直後に満塁弾で勝ち消える

6回途中降板で勝利ならず
【MLB】ドジャース 7ー6 マーリンズ(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャースは28日(日本時間29日)、本拠地でのマーリンズ戦で、延長10回にサヨナラ勝利。3連勝を飾り、貯金9でナ・リーグ西地区でジャイアンツと同率の首位に立った。先発したダスティン・メイ投手は5回1/3を3失点の内容に「終わり方がよくなかった」と振り返った。
5回まで無失点の好投。打線も得点を積み重ねて5回までの5点を奪った。だが6回にエリク・ワガマン内野手に適時打を浴びると、なお1死走者一、二塁の場面でアンソニー・バンダ投手に交代。1死走者満塁でダン・マイヤーズ外野手に満塁弾を浴び、自身の勝ちは消えた。
それでもチームは延長10回、トミー・エドマン外野手の2点適時打でサヨナラ勝ち。3連勝を飾り、貯金9でナ・リーグ西地区でジャイアンツと同率の首位に立った。
試合後にメイは「悪くなかった。でも全体的によかったとは言えない」と自己評価。「1回に5失点するのはいつだっていいことではない。でも、巻き返して勝てたことはよかった」としつつ、相手に反撃の流れを招いてしまった自身の投球には「終わり方がよくなかった。あの終わり方はいいことではない」と少し苛立った様子で語った。
負傷を乗り越えて14日(同16日)のロッキーズ戦では、約2年ぶりに勝利を手にした。だが、22日(同23日)のカブス戦では5回7失点と炎上。これで2試合連続で勝ち星はつかず「投げ切ることがあまりできていなかったし、捉えられる場面もあった。彼らに強打された。球が真ん中に行ってしまうことが多かった」と悔しそうに振り返った。
(Full-Count編集部)