台湾人24歳が“日米争奪戦” 最速158キロの剛速球…米記者「日米スカウトが注視」

右腕・徐若熙を日米スカウトが注目
台湾人右腕、徐若熙(シュー・ルオシー)投手へ熱い視線が注がれているようだ。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は「日本と北米のスカウト陣の関心を集めている」と自身のX(旧ツイッター)に投稿した。
徐若熙は2019年ドラフト1位で味全ドラゴンズ入り。2022年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2023年に復帰。昨季は20試合登板で7勝4敗、防御率2.47をマークした。今季は2登板で0勝1敗、防御率0.82。モロシ記者は自身の「Threads(スレッズ)」でも注目している。
「台湾野球関係者からの複数の情報によると、MLBとNPBのスカウトは右腕のシュー・ルオシーに注視しているという」
2000年11月1日生まれの24歳。モロシ記者は「もし2025-2026年のオフにMLBに移籍すれば、彼はプロのフリーエージェントの資格は得られず(昨冬のロウキ・ササキのように)、契約金の制限を受けることになる」と伝えた。最速158キロの剛速球が売りだが、「スプリットを含む良い変化球を持っている」と変化球にも注目している。
最速157キロの日本ハム・古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手が1日のソフトバンク戦で来日初勝利を挙げたばかり。今後は台湾プロ野球界が誇る逸材たちに注目を集めることになりそうだ。
(Full-Count編集部)