鷹が今季初の同一カード3連勝で最下位脱出 楽天は20安打14点の猛攻…4日のパ・リーグ

ロッテ戦に勝利し、握手を交わすロベルト・オスナ(左)と海野隆司【写真:古川剛伊】
ロッテ戦に勝利し、握手を交わすロベルト・オスナ(左)と海野隆司【写真:古川剛伊】

日本ハム・達が今季初勝利、レイエスが全打点をあげる活躍

 日本ハムは4日、エスコンフィールドで行われた西武戦に3-2で勝利した。1回、フランミル・レイエス外野手の5号2ランで先制。3回にもレイエスが適時二塁打を放ち追加点をあげた。

 先発の達孝太投手は6回4安打無四死球4奪三振1失点で切り抜けると、7回以降は池田隆英投手、宮西尚生投手、田中正義投手の投手リレーで逃げ切った。達は今季初先発で初勝利。打線ではレイエスが全打点をマークした。

 敗れた西武は、先発した隅田知一郎投手が8回3失点の力投も、打線は2本の本塁打による2点に終わり、連勝は6で止まった。

ソフトバンクが今季初の同一カード3連勝、廣瀬隆太が決勝打

 ソフトバンクはみずほPayPayドームで行われたロッテ戦に5-3で勝利した。先発した前田純投手は4回、2死満塁のピンチを招くと、ネフタリ・ソト内野手に2点適時二塁打を浴び4回途中で降板となった。

 反撃したい打線は4回、嶺井博希捕手の1号2ランで同点。5回には、野村勇内野手の2号ソロで勝ち越しに成功した。同点で迎えた6回には、1死2塁から廣瀬隆太内野手が適時打を放ち勝ち越し。7回以降は3人の投手がロッテ打線を無得点に封じ、今季初の同一カード3連勝を飾った。

 接戦を落としたロッテはソトが2安打3打点を放ち気を吐くも、先発・小島和哉投手が4回2失点で降板すると、リリーフ陣も失点を重ね流れを掴むことができなかった。

20安打14得点の猛攻で楽天が大勝、岸が2勝目

 楽天は楽天モバイルパークで行われたオリックス戦に14-3で大勝した。1点を追う2回、無死二、三塁の好機をつくると、連続適時打で勝ち越しに成功。3回には阿部寿樹内野手の3号ソロなどでリードを広げた。

 中盤以降も打線の勢いは止まらず、5回には1死満塁から中島大輔外野手の3点適時三塁打、6回には小郷裕哉外野手が2点適時打を放つなど、20安打の猛攻で14点をあげた。投げては先発の岸孝之投手が5回3失点の粘投をみせると、9回は1軍初登板となったドラフト3位の中込陽翔投手が無失点に抑え連敗を4で止めた。

 敗れたオリックスは、先発・高島泰都投手が2回途中4失点で降板すると、中継ぎ陣も楽天打線の勢いを止めることができなかった。

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