王貞治氏が指導者ライセンス取得を報告 試験は“70年ぶり”も…10時間オンライン受験で見事合格

第1回女子野球タウンサミット2025にゲスト登壇した王貞治氏【写真・編集部】
第1回女子野球タウンサミット2025にゲスト登壇した王貞治氏【写真・編集部】

女子野球タウンサミット2025にゲスト登壇、BFJ公認野球指導者基礎資格取得を報告

 全日本女子野球連盟は9日、東京・両国の第一ホテルにて「第1回女子野球タウンサミット」を開催。スペシャルゲストとして登壇した王貞治氏(現ソフトバンク球団会長兼特別チームアドバイザー)が子どもたちの未来のために、指導者資格を取得したことを明かした。

 王氏は今年1月に野球振興を目的として新プロジェクト「BEYOND OH! PROJECT」を自身が中心となり、立ち上げた。この日までに全日本野球協会(BFJ)がU12/U15の公認野球指導者基礎資格の試験を受けて、見事合格したことを報告。オンライン受講で10時間、試験を受けたのは70年ぶりだったという。「すごく勉強になりました。自分は(野球の知識が)十分だと思っていたが『なるほど』と思うところあった。やはり、野球に関わっている人はライセンスを取ることにチャレンジしていただくこともプラスになる。新しい発見があると思う」と明かした。

 この日は、女子野球タウンに認定された自治体の関係者、スタッフが集まり、王氏の言葉に耳を傾けた。王氏は「ライセンス取ったぞ! みんなも取ろうよ!と声をあげようと思う。男性も女性も中身を知るということでチャレンジしてもらいたい」と呼びかけると、場内から拍手が巻き起こっていた。

(First-Pitch編集部)

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